どっぷり専業主婦からの脱出【②まさか、旦那様が？！世の中当たり前なんてない！】

優雅な育児生活

旦那様が教育熱心なので、

2歳から幼児教育塾に通い始め、

地元幼稚園ではなく、一応幼稚園受験をして、

娘に合った幼稚園に入学が決まりました。

そこには、

いわゆる生活にゆとりがある皆さまが通われていました。

でも、とっても気の合うママ友もたくさんできて、

楽しい生活でした。

子どもが幼稚園に行っている間、

ママ友とランチをしたり、
お買い物をしたり。

それは、私の描いていた理想の専業主婦生活でした。

旦那様のお金で、おいしいランチを食べ
旦那様のお金で、欲しい服やバッグを買う

それが永遠に続く、当たり前の生活になっていました。

周りもそうだから、それが当然と思っていました。

幼稚園は高校まで繋がっている一貫校だったのですが、

旦那様の意向で

外の小学校を受験することになりました。

お教室に通わせるため、送り迎え。

息子の習い事や二人の幼稚園の送迎で、一日車に乗ってる日もありました。

まぁ、これもまた専業主婦の醍醐味？！

忙しく、充実した日々を送っていました。

そのころ業界では・・・

そのころ、リーマンショックのあおりを受け、旦那様の業界では
周りのお友達が続々とリストラにあっていました。

私も元同業なので、
今まで高級外車に乗り、タワマンに住んでいたお友達が
財産を売ったりするのを目の当たりにしてきました。

しかし、それは他人事。

何故か
うちは大丈夫！
という根拠のない自信がありました(笑)

しかし、世の中甘くありません。

とうとう旦那様にもリストラの４文字が・・・

しかし、結婚してからこれまでも、

いきなり、会社がなくなったり、

部署ごと買収されたり、

いろんなことを経験していて、それなりにどうにかなっていたので、

あら、そう。

じゃ、就職活動だね～

なんて、私も能天気でした
しかし、今回は違ったのです。

旦那様の転職活動

就職活動を始めた旦那様ですが、
今回はリーマンショック後であること、そして彼の年齢なども影響し、
なかなか仕事がみつかりませんでした。

もちろん、その間は収入ゼロ。

2カ月もしたころには流石に焦りが…

娘は小学校受験に向けて塾に通っていました。
塾のお月謝もそうですが、小学校に合格したら
入学金やら授業料やらで、お金がかかります。

もし、このまま仕事が見つからなかったら・・・

私は旦那様に

小学校受験辞めたら？

と言いました。

しかし、彼は

大丈夫、絶対大丈夫だからそのまま続けて

と言いました。

みるみる減っていく貯金

しかし、いつまでたっても状況は変わらず。

幼稚園の学費、習い事、住宅ローン・・・

貯金はただただ減っていくばかり。

だんだんと私は精神的にも追い詰められてきます。

旦那様が一番精神的にきついのも今となっては理解ができますが、

当時の私は旦那様に当たることしかできず、

ずいぶんと喧嘩にもなりました。

そんな、状況下でも、私は

●私が仕事をする

●私がパートに出る

という選択肢は選ぼうともしませんでした。

何故なら働くのが嫌で結婚したからです。

それほど、働くことに抵抗があったのです。

もはや、意地だったのかもしれません。

このころから、私の身体に変化が出てきたのです。

《つづく》

【次回】③私の身体へ現れたストレス