お肌の保湿！乾燥からお肌を守ろう

乾燥が気になる季節になってきましたね！
夏の紫外線でダメージを受けたお肌は、今頃から悲鳴を上げてきます。
これから先、乾燥知らずで秋冬を越せるようなお肌を作りたいですよね！

今日は、徹底的にお肌の保湿についてお勉強していきたいと思います。

お肌は何故乾燥するの？

一般に、皮膚のうるおい（水分量）は、皮脂・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質という３つの保湿因子によって一定に保たれています。

ところが、これら３つの保湿因子が、ターンオーバーの乱れや、紫外線、加齢などの原因で減ってしまうと、角層の水分も減少し、皮膚がひどく乾燥した状態になってしまいます。

少し具体的に触れてみます。
乾燥の大きな要因の一つの紫外線。今は夏だけではなく、一年中紫外線対策が必要と言われています。

しかし紫外線対策をしているつもりでも、完璧に防ぐことは難しいですよね。
また、紫外線対策のための日焼け止めが、乾燥を呼んでしまうこともあります。
この夏に浴びてしまった紫外線が、肌の乾燥を引き起こしてしまいます。

そして、これは避けられなですが、冬の冷たい風、室内のヒータの風、どこにいっても空気が乾燥している状態です。

この状態に立ち向かうのに必要なものは…そう、肌力です。

乾燥していないと思っていても・・・

お客様の中には、
「お肌は触るとしっとりしていて、乾燥していないんです…。」
とおっしゃる方が多いのです。

でも実際お肌に触れたり、ファンデーションをつけたりすると、表面も乾燥している状態です。

いわゆる「インナードライ」というものですね。
表面は潤っているように感じても、肝心のお肌の奥の部分に水分が届いていない状態。
これでは、いけませんね。

これは、なかなか素人では判断がつきにくいので、専門家にチェックしてもらうといいと思います。
専門家のチェックとは、まず、実際お肌に触れ、状態をチェックします。

そして重要なのは、ヒアリングです。
普段、どのようなお手入れをしていて、そのお手入れが乾燥を防ぐために効果を上げているか、お手入れ自体が間違っていないのか、判断することができます。

乾燥を放置しておくと・・・

乾燥は、ほとんどの肌トラブルの原因です。
代表的なものを見ていきましょう。

・シワ
お肌がハリを失い、柔軟性が乏しくなり、乾燥ジワができます。
浅いシワであれば、保湿の集中ケアで消えることもありますが、そのまま放置しておくと、消えない真皮層の深いシワになってしまいます。

・たるみ
シワ同様、水分不足でお肌のハリを保つ機能が働かなくなり、全体的にたるんでしまいます。

・ニキビ・吹き出物
乾燥し、油分も失われてくると、脳が足りてない油分を出しなさい！と命令するため、必要以上に油分が出てしまい、ニキビや吹き出物の原因になります。
またほおっておくと、その油分が酸化し、毛穴づまりや毛穴が黒くなってしまいます。

・痒み
乾燥により、肌のバリア機能が低下し、外部刺激が痒みとなります。
自分自身で、天然のバリア膜が作れないので、それに変わるものを保湿製品で補う必要があります。